夏休みも教員研修~ 静岡県版SELで「ここちよい関係」づくりを学ぶ ~
夏休みも教員研修~ 静岡県版SELで「ここちよい関係」づくりを学ぶ ~
夜間中学校にも、他の学校と同じように夏季休業があります。生徒の皆さんはそれぞれの目的を持ち、この期間も有意義に過ごしていることと思います。
実は、この夏休みの期間を利用して、教職員も指導力や資質を高めるためのさまざまな研修に取り組んでいます。先日は、不祥事の根絶に向けて、交通事故防止に関する研修を行いました。そして本日は、本校のスクールカウンセラー(SC)を講師に迎え、「静岡県版SEL」についての研修を実施しました。
静岡県版SELとは?
「SEL」とは、ソーシャル・エモーショナル・ラーニング(Social Emotional Learning)の略で、日本語では「社会情動的学習」と呼ばれます。静岡県版SELは、静岡県教育委員会と静岡大学が連携して開発した、子どもたちの「社会情動的スキル」を育てるための独自のプログラムです。このプログラムには、大きく3つのポイントがあります。
・自分の感情と向き合う
不安やイライラといった感情を上手に整理し、気持ちがブレにくい心を育てます。
・「ここちよい関係」をつくる
相手の気持ちを尊重しながら、自分の思いもきちんと伝えることで、周囲の人との「ここちよい関係」を築くコツを学びます。
・学校生活のストレスを減らす
対話やグループワークを通して、困難な場面に出会っても立ち直ることができる、しなやかな心を養います。
簡単に言えば、これは勉強だけにとどまらず、「自分自身を理解し、周りの人との『ここちよい関係』を育みながら、社会を生き抜く力を高めるトレーニング」のような取り組みです。
本日の研修では、実際に中学3年生を対象とした授業内容である「リフレーミング」(物事の見方や捉え方を変えて、前向きに考え直す方法)を、教職員全員で体験しながら学びました。
夏休み明けの授業からは、今回学んだ内容を、生徒の皆さんとの関わりに活かしていきたいと考えています。